これまで伺ったおうちの事を思い返してみました。
片付いていないおうちには幾つか共通点がありましたよ。
一緒にお片付けを進めるうちに家主さんが自分でできるようになるのが私のお仕事です。
本記事ではこれまで実際に伺ったおうちの例を基に
片付けられないおうちの共通点をまとめて解説します。
本記事の内容
初回ヒアリングでは片付けられない場所に共通パターンがある!
以下の3つの場所を片付けたいと希望を出される事がほとんどです。
拝見すると、本当に物で溢れ帰っていて本来の用途では使用不可。
心当たりはありますか。。。?
ダイニングテーブルはちょっと物を置くのにぴったりの高さ!!
いえいえ、ダイニングテーブルはお食事をする場所です。
このような物が山積みになっていることが多いですよ。
新聞・雑誌・本・郵便物・カタログ・メモ・レシート
ボールペン・ハサミ
時計・メガネ・リモコン
薬・湿布・クリーム・ティッシュ・タオル
パン・お菓子・お茶・飴・サプリメント
空き箱・ペットボトルなどのゴミ。。。
ついつい置いてしまう小さな物。その上にまた別の物が重なって大きな山となりました。
ゴミ袋と除菌シートを用意して。いつもの3ステップです。
分別・・・書類やレシートはゴミなど、ほとんど捨てるものではないですか?
『いま』必要な物だけを残しましょう。探していた物も発見されましたね。
整理・・・同じ種類毎に分けますよ。本当にダイニングにあるべき物ってなんだろう?
そう考えながら進めると、多くのものが移動できますね。
収納・・・机の上に置いておくものはほとんどなくなりましたね。
机の下に引っかけられるカゴタイプの収納や、すぐ近くに小さな棚を用意してもいいでしょう。
リモコンや文具などは除菌シートで拭いて本来有るべき位置に戻したら完了です。
イスやソファーは衣装ダンス、、、ではありません!
上着・帽子・カバン・洗濯物・ハンガー
新聞・雑誌・タオル・ティッシュなど
分別・・・いつ脱いだのかわからないような上着や、洗濯した衣類がごそっと積まれていたりすることが多いですよ。
読みかけの雑誌や新聞、食べかけのお菓子の袋などは捨てましょうね。
整理・・・ゴミや雑誌、新聞類は廃棄して、衣類を正しい場所へ仕舞えるように
種類毎に分けてみると、すっきり片付きそうですね。
収納・・・衣類はタンスや引き出しに。もしそこに収納することを無意識にできないのであれば、収納方法や場所を見直してみましょう。
帰宅してすぐに定位置に上着を掛けられるように。
洗濯したてでそのまま引き出しに仕舞えるように。
読んだ雑誌や新聞も定位置に積んで、そのまま資源ゴミに出せる場所を作りましょう。
無意識に片付けたり、廃棄の場所に置けるように定位置を見直しましょう。
お部屋の中にけもの道。。。歩く事もままならない!?
廊下や床にとにかく物が散乱しているおうちも多いです。
その場合、テーブルやイスなどが置ききれなくなったから最後の手段で床に
物やゴミを放ってしまい、溜め込むパターンが多いですよ。
ダンボール・ゴミ袋・買い物袋その他
こういった物で埋め尽くされていることがあります。
分別・・・こちらもゴミ袋と手袋、マスクを装備して始めましょう。
捨てる物が多くあるのではないですか?ゴミ袋がいくつもできあがることが多いです。
整理・・・『いま』必要だと思われる物は、同じ分野や作業ごとにまとめます。
衣類は洗濯し、必要書類はまとめて一つの所に種類別に分けましょう。
整理・・・基本的に廊下や床には物は置かないほうが良いので多くの物は棚などの定位置に片付けましょう。
どうしても捨てられないもの。。。
思い出が詰まった物が出てくることもありますね。
残しておくときも工夫をして、きちんと定位置を見つけてあげましょう。
まとめ; 『いま』の暮らしに必要なものだけを選ぶことは
あなた自身を見つめ直すきっかけの一つとなりますね。
お片づけは難しい事ではありません。綺麗なお部屋でくらしたいなと思うならきっとお片づけの才能があります。
家族みんなで少しずつくらしに合わせたお片づけをして快適な生活を手に入れましょう。